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PDCD-026 Hank – The Family album

Hank [Ray Wonder] (ハンク) - The Family album (ザ・ファミリー・アルバム) [PDCD-026]

[ Item Information / 商品情報 ]

Hank [Ray Wonder] (ハンク) – The Family album (ザ・ファミリー・アルバム) [PDCD-026]

Catalog No. / 型番:PDCD-026 / VSCD-9357   Release Date / 発売日:2009.8.5   Price / 価格:2400yen(+tax)   Buy / 購入する:▶︎ dessinee shop (デシネ・ショップへ)

01. Cad III ♪ 試聴 / Listen ♪
02. Nobody Else ♪ 試聴 / Listen ♪
03. Superking ♪ 試聴 / Listen ♪
04. Goodbye Levine ♪ 試聴 / Listen ♪
05. Happiness ♪ 試聴 / Listen ♪
06. Family Ok ♪ 試聴 / Listen ♪
07. The Core ♪ 試聴 / Listen ♪
08. Life Isn’t Fair ♪ 試聴 / Listen ♪
09. Off ♪ 試聴 / Listen ♪
10. 29 ♪ 試聴 / Listen ♪
11. Stand Up ♪ 試聴 / Listen ♪
12. Use Your Fantasy ♪ 試聴 / Listen ♪
13. Together ♪ 試聴 / Listen ♪
14. Stay (duet with Nina Ramsby) ♪ 試聴 / Listen ♪
Bonus Songs for Japan
15. Table 5 (And Eating Nachos) ♪ 試聴 / Listen ♪
16. World Down ♪ 試聴 / Listen ♪
17. Happy Again ♪ 試聴 / Listen ♪

彼こそが“スーパーキング”。

伝説のスウェディッシュ・ポップバンド、レイ・ワンダーの中心人物、ヘンリック・アンダーソンが、レイ・ワンダー解散後に率いた“幻”のロックバンド、ハンク。お蔵入りとなっていた幻のアルバム『ザ・ファミリー・アルバム』が、プロダクション・デシネの手により“世界初”の銀盤化!そのクオリティに、大いに驚いて下さい。

知る人ぞ知る名スウェディッシュ・ポップバンド、レイ・ワンダーには、続きがあったのです。中心人物(ほぼ全ての楽曲を書き、ヴォーカルを担当)だった、ヘンリック・アンダーソンがレイ・ワンダーの解散後に結成していた4人組・ロックバンド、“ハンク”が残した“幻”のアルバム。噂だけがファンの間で語り継がれていた幻の未発表アルバムが、遂に甦ります。

ハンクは、ヘンリック(・アンダーソン = ザ・クラウン)が、レイ・ワンダーの活動終了後に結成した4人組のロックバンド。メンバーは、ドラムにFredrik Myhr、キーボードがAndreas Kullberg、ベースがMattias Forsvallと言う編成。より、6~70年代的なロックサウンドを志向したそのソリッドなロックサウンドは、レイ・ワンダーの活動終期に近い感覚ですが、そこはレイ・ワンダーの中心が率いたバンド。ところどころに“ひねり”を加え、よりソウルフルで逞しいロックを聴かしてくれます。そして何と言っても、ストレートな部分が多い故に、メロディの良さがとにかく際立つのがスゴい。オープニングを聴いた時点で笑いが止まらない人も居るでしょう。まるでレイ・ワンダーの4作目?な、モッドインスト「Cad III」(「The Cad」、「Cad II」はレイ・ワンダーのインスト曲)で幕を開ける本作に期待を抱かずには居られません。キャッチーな”パパパ~”コーラスと疾走するビートが“鬼”格好良い「Nobody else」で本作の評価はほぼ決定しちゃいますが、さらにはドラマチック&ソウルフルな大名曲「Superking」がとにかくスバラシイの一言に尽きる逸品。この曲を聴いた瞬間に、鳥肌が立つと共にリリースが決定しました。繊細なギターフレーズ、どこか物悲しいメロディが駆け抜ける「Goodbye Levine」や、軽妙なオルガンの出だし、どこかヒネた曲調が秀逸な「The Core」、「Use your fantasy」、弦の響きも絶妙の「Happiness」、ジワジワ込み上がる「Together」辺りはまるでレイ・ワンダー、イヤ、そのまま進化したレイ・ワンダーと言うべきかな。ホントにビックリのクオリティです。そして、痛烈なドラムブレイクがインパクト・大の「Family OK」、メロディアスに聴かせる「Off」や、ラストをメロウに飾るNina Ramsby (レイ・ワンダー時代にも共演しています)とのデュエットで聴かせる極上曲「Stay」など、後のザ・クラウンへと受け継がれる部分も垣間みれるのが嬉しいところです。

とまぁ、レイ・ワンダーのファンには嬉しいポイント満載ですが、肝心なのはそのクオリティの高さ。当然レイ・ワンダーなんて過去のバンドを知らなくても、純粋にこのハンクと言うバンドの音楽がスウェーデンの新人バンドの作品として素晴らしくクオリティが高いのです。これ大切です。先立ってリリースされたレイ・ワンダーの2nd『グッド・ミュージック・プラス』に、ベスト盤『スーパーワンダー』の2作品と、ヘンリック・アンダーソンの現在のユニット、ザ・クラウンの『クラウニズム』を繋ぐ、ミッシング・リンクが本作です。ファンの間では、秘かに語られ続けて来た幻のバンド“ハンク”の音源が遂にCD化された、と同時に“ハンク”と言う知られざる、素晴らしい新人スウェディッシュ・ポップバンドが発掘されたと思って頂ければ幸いです。

● A式の紙ジャケット(雰囲気溢れる上質紙)仕様でのリリース
● 解説は、丸山 雅生氏 ( musique dessinee / dessinee shop )が担当

Hank (ハンク):
スウェーデン北部の街・ウメオで結成されたロックバンド、レイ・ワンダーの中心人物、ヘンリック・アンダーソンが、2001年のバンド活動終了後にマルメで結成した4人組ロックバンド。より60sロックを志向したソリッドなサウンドが魅力だが、そこは“ひねくれスウェディッシュ・ポップ”として名を馳せたバンドのソングライター/シンガーだった人物、随所に“らしさ”を交え、よりメロディアスでドラマチックなサウンドを奏でた。ザ・キルズ、ワナダイズなどとツアーを行うなど、精力的な活動を行うも、当時の音楽シーンの早急な時勢もあり、彼等の作品がオフィシャルでリリースされる事は無く、幻のバンドとして、現在も語り継がれている。

Ray Wonder (レイ・ワンダー):
ヴォーカル/ソングライター、ヘンリック・アンダーソン(現・The Clown)を中心に、スウェーデン北部の街ウメオで結成されたロックバンド。メンバー4人はそれぞれ、Komeda、Puffin、Shredheaなど、当時の一線級のバンドでも活動を続け、ドラムのPer Helinはクラウドベリージャム、ピンコ・ピンコを輩出したNONSレーベルの中心人物でもあると言う、まさしくスウェディッシュ・オールスターバンドの名に相応しいグループ。1994年のデビュー当時より、その評価は高く、来日する多くのスウェディッシュ・ポップバンドが彼等をリスペクト・リストにあげ、彼等のライブをいたく気に入ったベックが、彼のUKツアー時に同行を申し出たと言う真の実力派バンド。その、一聴でレイ・ワンダーと分かる圧倒的なサウンドは、ロックを軸にしつつも、ソウル、ファンク、ジャズに映画音楽、ラウンジ~モンドミュージック等のエッセンスを含む、極上のメロディ、複雑な転調/コード進行を軽々決めてしまう技量&アイデアに満ちあふれた”唯一無二”の中毒性の高いポップサウンドである(実際、言葉で表現するのはかなり難しい…)。2000年にリリースされた3rdにしてラストアルバムとなった「A New Kind of Love」(リードシングル「We got to be good to each other」は、当時ヨーロッパでルノー社のCMで使用された)までに、計3枚のフルアルバム、2枚のミニアルバムと、数枚のシングルをリリース。バンドの中心人物だった、ヘンリック・アンダーソンは、バンドの解散後『ハンク』を結成、現在は、“ザ・クラウン”として、レイ・ワンダーの世界をよりメロディアスに深化させた活動を展開中。また、ギター/キーボードのLudvig Bossは、Boss名義のバンド活動と平行し、カジヒデキ氏のプロデュースを手掛ける等、活躍中。多大なリスペクトを集める彼等の今後にも要注目。

[ Discography / ディスコグラフィ ]

○ 『Hank [Ray Wonder] (ハンク) – The Family album (ザ・ファミリー・アルバム)』 [PDCD-026/VSCD-9357]

[ Related Titles / 関連作品 ]

○ 『Ray Wonder (レイ・ワンダー) – Superwonder [The best of Ray Wonder] (スーパーワンダー [ザ・ベスト・オブ・レイ・ワンダー])』 [PDCD-025/VSCD-9356]
○ 『Clown [Ray Wonder] (ザ・クラウン) – Clownism [Japanese Deluxe Edition] (クラウニズム)』 [PDCD-024/VSCD-9355]
○ 『Ray Wonder (レイ・ワンダー) – Good music plus (グッド・ミュージック・プラス)』 [PDCD-023/VSCD-9354]

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