music

> PD084 『 ミンディ・グレッドヒル - アンカー 』 ( 2012.05.16 Release )


“ワンピ”に“スニーカー”に“傘ジャンプ”。このジャケットからして最高です。

弾けたアコポップの名曲「カリフォルニア」を聴けば、きっと旅に出たくなる、そんな作品。米国の女性SSW、ミンディ・グレッドヒルの『アンカー』は、ポップでジャジーでメランコリックな大傑作。

カリフォルニア生まれの女性SSW、ミンディ・グレッドヒルの3rdアルバム『アンカー』がとにかく素晴らしいです。デビュー当初はメジャーな質感のフォーキーなアルバムもリリースしてたりしますが、本作『Anchor』は、彼女のコケティッシュな歌声が一際輝くジャジーに弾けたポップスと、しっかりとメロディで聴かせる極上のアコースティックポップのオンパレード。ジュノー・アワード受賞者、Stuart Brawleyがプロデュースを手掛けたサウンド、程よく漂うヴィンテージ感が心地良いアレンジのセンスも光ります。

注目は何と言ってもオープニング曲「01. カリフォルニア」。イントロ、小気味良いメロディを奏でるバンジョーの響きから楽しいですが、手拍子交えたビートに乗せ、グイグイと高揚して行くポジティブな曲調に、ウキウキ度&爽快感はマックス。ひたすら王道、でも最高な1曲です。続く「02. クレイジー・ラブ」も跳ねたピアノがリードするポップな好曲で、サビの高揚感が気持ち良すぎ。ピアノの弾き語りで聴かせるバラッド「03. アンカー」の穏やかなフィーリング、優しいメロディが印象的なアコポップ「05. オール・アバウト・ユア・ハート」に、弾けるピアノポップ「06. オール・ザ・ペニーズ」、ウクレレが愛らしい「07. ディス・イズ・マイ・ソング」、ミディアムテンポのビートに乗せ、浮遊感溢れるウワ物が漂う「08. ホール・ワイド・ワールド」など、良い曲しか収録されていない、驚くべき1枚です。

A式の紙ジャケット仕様で、ジャケットのアートワークも本当に素晴らしく、“ワンピ”に“スニーカー”に“傘ジャンプ”と言う三種の神器揃ってます。しかも、傘の部分には特殊な仕掛けがあるのですが、これは実際に見てからのお楽しみです。ボーナス曲も収録です。
     

Mindy Gledhill(ミンディ・グレッドヒル):

愛らしい歌声が魅力のカリフォルニア生まれの女性SSW。2004年のフォーキーなデビュー作『Sum of all grace』が3つのローカル賞を受賞し注目を集める。その後、安易にカテゴライズされることの無い自由なインディ的スタイルを目指し、自身の望むスタイルで音楽活動を続ける。ジュノー・アワード受賞者であるStuart Brawleyがプロデュースを手掛けた2010年の3rdアルバム『アンカー』は、自身の集大成とも言える、メランコリックなメロディが詰まった極上のアコポップで、本国のみならず、隣国の韓国でも大ヒットを記録した。

ディスコグラフィー:

『アンカー (Anchor)』(PDCD-084/VSCD-9415)
『ウィンター・ムーン (Winter Moon)』(PDCD-096/VSCD-9427)
『ポケットフル・オブ・ポエトリー (Pockectful of Poetry)』(PDCD-124/VSCD-9455)

● アナログ盤7" 『カリフォルニア (California) c/w ウィンター・ムーン (Winter Moon)』(PDSP-006)

  • back
  • catarogue一覧へ
  • next