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> PD062:『ソーイング・パターン - ソーイング・パターン』 (2011.07.13 Release)


“ミ、ミラクル…”。 思わずそんな言葉が出て来るほどに素晴らしいマジカル・オーケストラルポップの大名曲「シュガー・イントゥ・ティー」が最高!シカゴ在住のとびきりの才能=女の子、アンジー・マーの一人インディ・ポップ・ユニット、ソーイング・パターンの2ndアルバムは、インディポップなんて小さな括りを一気に飛び越えた極上のマジカルポップ満載の大傑作。とにかく、スゴい才能に出会ってしまいました…。

ソーイング・パターンは、シカゴ在住のお洒落好きな女の子、“アンジー・マー”の一人ポップ・ユニット。その全てにおいてセンスの良さを感じさせる彼女の音楽は、古き良き60年代の極上のポップス達が持つようなメロディの輝きと、良質のジャズ、ボサノヴァから映画音楽辺りの洒落たアレンジのセンス、モータウンや60年代のガールズグループのようなグルーヴ感、さらにはフレッシュな感性が目映いステキなギターポップ的なノリを、絶妙の感覚でブレンドさせたポップソング。ヴァイオリンやホーンを大々的にFt.した音作りのスケール感も、単なるインディポップなんて言葉で片付けられるレベルではありません。

何と言ってもオープニングを飾るチェンバーポップの大名曲「シュガー・イントゥ・ティー 」が衝撃的。ポップなイラストのジャケット から伝わる愛らしさからは想像し難いほどに、華麗で美しいイントロのヴァイオリンの響きに一目惚れならぬ、一聴惚れさせられます。そしてサビで聴かせるこの上ない高揚感、さり気なく折り重なるハーモニーの心地良さときたら … 。続く小粋なボサノヴァ風味の「 アット・ザ・アトリウム・オブ・ザ・タウン・スクエア 」に、彼女の 60 ' s 趣味の良さをうかがわせる「ステイ・アウェイ・パート・ワン 」は、ビートルズの演奏でも知られるマーヴェレッツの名曲「プリーズ・ミスター・ポストマン」のフレーズを引用した快曲。その続編「ステイ・アウェイ・パート・トゥ 」、「ボーツ・アー・フォー・フレンズ 」、「レイニー」辺りの疾走ポップ、程よいエレクトロ感も新鮮な 「 ジュリー 」辺りは、 インディポップ〜ギターポップ好きにはたまらないハズ。そして、美しく儚いジャジーな「ラブ・アンド・サッドネス」、「イズント・ア・ラヴ・イナフ・トゥ・ウォーム・ユー?」に至っては、スケールが大きすぎて、ただただ感嘆するのみ。才能の塊のような女の子です。今回の国内盤にはボーナス曲として、彼女がとあるファッション・ショーの為に用意したと言うスペシャルな楽曲「シェ・ミニョン 」を収録。なんと14分以上のインストの大作。アンジーの生み出す音楽の魔法に、ぜひ皆さんもかかってみてください。

※解説:岡俊彦


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