> PD050:『ベス・ロジャース - ベス・ロジャース・プレゼンツ・ベス・ロジャース』
NYCはブルックリンのインディシーン出身の天才的な女性SSW/マルチプレイヤー、ベス・ロジャース。多彩な活動を続ける彼女がリリースした1stソロアルバムと2枚のEPから“名曲だけ”を抜粋した日本デビュー作『ベス・ロジャース・プレゼンツ・ベス・ロジャース』が遂に登場です。今や米国ではビッグネームとなったJenny Owen YoungsやIngrid Michaelson、そしてThe Age of Rocketsなどのビッグアーティスト達のバンドメンバーとしても活躍する彼女こそが、実は最も才能豊かな“大本命”と言うべき存在なのです。ま、それは彼女が描き出すサウンドをお聴き頂ければ分るでしょう。
何と言ってもオープニングを飾る大(×100)名曲「01. I don't worry」がミラクル。ジャカジャカ刻まれるウクレレ、リズムに乗って跳ねたくなるようなビート、中盤以降挟まれるハンドクラップにフルートの音色、サビに向かって一気に込み上がるメロディが最高過ぎ。ホントに“幸せ感全開”の名曲なんです!きっとこの一曲だけでも彼女の魅力は伝わる事でしょう。他にも、彼女のメロディセンス、生命力溢れるポジティブな歌声、ギターを筆頭とする楽器の腕前(特にウクレレがイイ!)に、アレンジセンスの良さが満喫出来るハッピーでメランコリックなアコースティック・ポップ満載ですが、中でも跳ねたリズムと手拍子に乗せサビで爆発する「04. Everything to lose」、爆裂パワーポップの「10. Favorite day」、泣きのメロディが心に沁みる「14. Only one」など、イイ曲のオンパレード。
特に音作りが斬新とか、今っぽいとか、そう言う“売れ線”要素は皆無ですが、これほどまでに “音”だけでも勝負出来るインディポップ/ロック系のアーティストって、最近滅多に居無い気がします。彼女の書くメロディの心地良さ、優しくハリのある歌声、そしてしっかりしたバックグラウンドに支えられた音作りのセンスがギッシリと詰まってます。ホントに素晴らしいアーティストです。
※解説:小熊俊哉(COOKIE SCENE)



