> PD044:『エレガンテ・オーケストラ - イット・ワズ・トゥ・ホット・イン・ゼア』
Elegante Orchestra - It was too hot in there
エレガンテ・オーケストラ
『イット・ワズ・トゥ・ホット・イン・ゼア』
- 01. South alpha
- 02. Cattivo is back
- 03. Deep and sweet
- 04. Superlover
- 05. It was too hot in there
- 06. Let's do the bombo
- 07. My wonderful honey bee
- 08. Seeds of glory
- 09. Prometeus
- 10. Do not disturb
- 11.The fireplace
- 12. Prometeus(DZ Rmx) Remixed by Doktor Zoil
- 13. Summer Wind Ft. Alessandro Trovo
“2 人のマルコ( マルコ・バッティスティーニとマルコ・プレトラーニの) によるユニット、” エレガンテ・オーケストラ” の衝撃的なデビュー作『イット・ワズ・トゥ・ホット・イン・ゼア』の国内盤がボーナストラックを追加して登場です。
一聴して驚かされるのは、その圧倒的なまでのサウンドのクオリティ。ベース、ギターにシンセを担当するマルコ・バッティスティーニ、サックス奏者マルコ・プレトラーニの2人を中心に、ゴージャスなストリングス、ホーン、ヴィブラフォン、パーカッションなどを加えた豪華なバンドが奏でるサウンドはまるで、往年のサルソウル・オーケストラが極上のイタリアン・サウンドトラックを奏でているかのような、華麗でドラマチックでダンサブルなヴィンテージ(70s)・ディスコサウンド。ありそうでありえないアイデアと、グゥの音も出ない音作り、そして全曲のメロディが素晴らしいと言うことに絶句です。
快活なパーカッションが走るイントロ、追いかける様にホーンと弦が駆け抜けるオープニングの「サウス・アルファ」を聴けばもう納得でしょう。小気味良いギターのカッティング、ドライヴ感全開のリズムワークも秀逸な「スーパーラヴァー」、優雅なウワ物の高揚感に踊らされる「レッツ・ドゥ・ザ・バンボ」などのダンスナンバーの爽快感に言葉は要りません。ただただ、体の芯に響くサウンドが素晴らしいのです。そして、彼等のスゴいところは、アップテンポの楽曲の圧倒的なクオリティに加え、メロウサイドで聴かせる懐の深さにあります。本作の影のハイライトの一つ「カッティーヴォ・イズ・バック」は、まるでデオダートを思わせる、クールな中にも情感豊かな抑揚を感じさせる極上のミディアム・メロウな1 曲。歌心すら感じさせます。美しい弦とフルート、エレピが絡む「マイ・ワンダフル・ハニー・ビー」、ピアノがリードするUK ソウル的な「イット・ワズ・トゥ・ホット・イン・ゼア」などもクオリティ高過ぎ。そして、タイトなドラムブレイク入の「ドゥ・ノット・ディスターブ」、重厚な演奏が渋いライブラリー的ファンク「シーズ・オブ・グローリー」、ディスコファンクな「プロメテウス」などのファンキーサイドも抜かり無し。
往年のディスコミュージックへの愛情に加え、ヨーロッパで評価の進むライブラリーミュージック、そしてもちろんイタリアが生んだ偉大な作家達( 彼等がリス トに上げた作家は高名なピエロ・ピッチオーニと、なんと弊レーベルからもその作品がリリースされたトニー・デ・ヴィータ) への憧れとリスペクトがギッシリと詰まった、まさしく現在形イタリアン・ディスコの傑作なのです。かと言って、難しいことやマニアックなことは何一つありません、爽快で格好良く、とことんメロディアスな彼等の音楽を楽しめば良いンです!イタリアの気鋭のグラフィックデザイナー、ジャンニ・ロッシ(Paolo Scotti のDeja Vu Records のアートワークも、殆どは彼が担当しています) が手掛けたアートワークのインパクトにも注目です!
■ライナー担当:クニモンド瀧口氏(流線形)



