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> PD027


南イタリアの古都・レッチェ在住のSSW、ジョルジオ・トゥマの2008年(録音は2006~7年)の2ndアルバム『マイ・ヴォーカリーズ・ファン・フェア』は、とんでもないクオリティの現在進行形のボサノヴァ・ミーツ・ギターポップな大傑作。そんな名作が、我がプロダクション・デシネより、国内仕様盤として、豪華紙ジャケ仕様で登場です。
マルコス・ヴァーリ、ロジャー・ニコルス、ブライアン・ウィルソン、A.C.ジョビンにエンニオ・モリコーネもきっとビックリ(?)。全く土臭さを感じない洗練の演奏、アレンジも秀逸で、肝心のソングライティングも”驚くべき”クオリティ。何より、美しく折り重なるハーモニーの素晴らしさ、透き通るジョルジオの歌声にKOされます!
穏やかなアコギの音色、ウットリするようなコーラスが紡がれる「Intoroduction」からして、何かの始まりを予感させますが、同じく味わい深い澄んだ歌声で聴かせる「Two happy sad guitars...」の終盤のテンポアップ?スキャットへと展開して行く時点で名盤として認定されてしまうかも?な、クオリティ。一聴で名曲と分かるラブリーなボサポップ「Let's make the Stevens cake!!!」、「...And three parasol stars」など、多分誰が聴いても文句無しなのでは?と言うミラクルな楽曲に加え、軽快なキーボードが刻むリズムが格好良いグルーヴィーナンバー「Astroland by bus」、フリーソウル好きにもおすすめな「Coney islan memories」、愛らしいワルツの「Faye's flying shoes」とか、枚挙に暇が無いとはこの事。ハッキリ言って異常な位の素晴らしさ、そして、ただの真似事に終わらないオリジナリティに溢れているのが、彼のスゴいところ。
例えば、プロダクション・デシネからのリリースでお馴染みのパウロ・ムニツ辺りの洗練のボサノヴァ・サウンドに、もう少しギターポップやソフトロック的なエッセンスをまぶして、ヨーロッパ的な品の良さを加えたらこんな感じ?あるいは、ブレント・キャッシュ辺りの才能に、イタリアらしい陽気さとカラフルさ、そして南国のテイストを加味したらこんな感じ?勿論、ヨハン・クリスター・シュッツの初期のサウンドが好きな方、ボサノヴァ、ネオアコ、ギターポップ、インディポップ、サウンドトラック、ジャズ、フリーソウル、ブラジル音楽、60'sポップ、ソフトロックなんてキーワードを嫌味無く、等身大のポジティヴ・サウンドで聴かせる、本物の才能です。
儚く切なく夢見心地なジョルジオ・トゥマの”ローラーコースター”ワールドを御堪能下さい!

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