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PDCD-043 Hanne Vatnøy [Hanne Vatnoey] – Me and my piano

Hanne Vatnøy [Hanne Vatnoey] (ハンネ・ヴァトネ) - Me and my piano (ミー・アンド・マイ・ピアノ) [PDCD-043]

[ Item Information / 商品情報 ]

Hanne Vatnøy [Hanne Vatnoey] (ハンネ・ヴァトネ) – Me and my piano (ミー・アンド・マイ・ピアノ) [PDCD-043]

Catalog No. / 型番:PDCD-043 / VSCD-9374   Release Date / 発売日:2010.9.29   Price / 価格:2300yen(+tax)   Buy / 購入する:▶︎ dessinee shop (デシネ・ショップへ)

01. Hello ♪ 試聴 / Listen ♪
02. Running guy ♪ 試聴 / Listen ♪
03. Boo Boo ♪ 試聴 / Listen ♪
04. Silence is the key ♪ 試聴 / Listen ♪
05. In my head ♪ 試聴 / Listen ♪
06. Take me to Tokyo ♪ 試聴 / Listen ♪
07. When the music keeps playin’ ♪ 試聴 / Listen ♪
08. Oh la la ♪ 試聴 / Listen ♪
09. The green door ♪ 試聴 / Listen ♪
10. Captains little miss ♪ 試聴 / Listen ♪
11. Hasta la vista ♪ 試聴 / Listen ♪
12. Invisible man ♪ 試聴 / Listen ♪
13. Me and my piano ♪ 試聴 / Listen ♪

北欧インディシーンの最重要都市の一つ、ノルウェーは”ベルゲン”からまたもや衝撃のポップアクトが登場。

天性のスウィートヴォイス、カラフル&ポップなメロディセンス、複雑な曲展開をギュッと3分間のジャジーポップスに仕上げてしまう小気味良いピアノさばき…。ノルウェーの女性SSW、ハンネ・ヴァトネが描く音世界は、七色に輝く唯一無二のマジカル・ポップワールド。たったの一声、一聴でそのスゴさが伝わるホンモノです。

人気のポップバンド、”キングス・オブ・コンビニエンス”、”ソンドレ・ラルケ”、エレクトロデュオ”ロイクソップ”、さらには来日公演も大好評だった”ザ・ロイヤリティーズ”、その紅一点”マリ・ペルセン”などを生み出し、その芳醇な音楽シーンが注目を集める、現在の北欧ポップシーンの中心都市、ノルウェーはベルゲン在住の女性ピアニスト/SSW、ハンネ・ヴァトネのデビュー作が本作『ミー・アンド・マイ・ピアノ』です。

タイトル『ミー・アンド・マイ・ピアノ』からも分かる通り、自身が奏でる小気味良いピアノを軸に聴かせるジャジーなポップスなんですが、そのカラフル過ぎる七色のメロディセンスがまずスゴい。さらには、ジャズ、ロックにクラシック、フラメンコ、レゲエ、エレクトロ、ミュージカルまでを取り込み、ややヒネくれているハズなのに、さらりと聴かせてしまうアレンジのセンスがスゴい。そして何より、その天性のスウィートヴォイス、程よくハスキーな歌声が素晴らしいのです。

(ほんのちょっぴりファイストっぽさも感じさせる、)高らかに鳴り響くピアノ、硬質な打ち込みに乗せ、高揚感溢れるオープニング曲「キャプテンズ・リトル・ミス」からしてセンスの塊のような名曲ですが、続くフラメンコのリズムに乗せたグルーヴィーなジャジーポップ「ハスタ・ラ・ヴィスタ」を聴けば、彼女の才能がホンモノだと簡単に分かっちゃいます。彼女の歌唱力が際立つアコースティック・ポップ「ハロー」、ピアノの弾き語り「ザ・グリーン・ドア」など、普通にスゴい才能だと思うんですが、何と言っても興味深いのは、弾けたヒネくれジャジーポップな「テイク・ミー・トゥ・トーキョー」、「ブー・ブー」、「ランニング・ガイ」辺りの突き抜けた楽曲達。小難しい転調を軽々と決めつつ、ポップな“ハンネ節”みたいなモノをサラリと聴かせてくれます。こんなの有り得ない(笑)。ラストは、再びピアノの弾き語りで聴かせる美しい名曲「ミー・アンド・マイ・ピアノ」。一体、この子の頭の中はどうなってるんだろう?と思わせてくれるほどに、聴けば聴くほどにクセになる名盤です。

プロダクション・デシネがご紹介して来た才能達、例えばスウィッシーの歌声、ブレント・キャッシュのスケール感、パス/カルのヒネくれポップ感、そして、ジャズの諸作に感じ取れるような美しさ。ハンネ・ヴァトネの音楽は、そんなエレメンツが全部入ってるような、そしてその上で、“ハンネ節”とでも言うべき唯一無二の世界感も持ってると言う感じ。そんな訳で残念ながら、ハンネ・ヴァトネの音楽を一つのジャンルで括るのは難しいです…。ま、それはプロダクション・デシネのカタログを一言で表現しろ、って言ってるようなモノですから、敢えて言うなら『グッド・ミュージック』、それだけです。注目に値する、素晴らしい才能だと言うことは断言出来ます。

● A式の紙ジャケット仕様でのリリース
● 解説は、丸山 雅生氏 ( musique dessinee / dessinee shop )が担当

Hanne Vatnøy (Hanne Vatnoey) / ハンネ・ヴァトネ:
北欧はノルウェーの港湾都市・ベルゲン(Bergen)在住の女性シンガー・ソング・ライター/ピアノ奏者。自ら奏でるカラフルなピアノと、天性のスウィートヴォイスを軸に、様々な音楽的要素をミックスさせた独特のジャジーポップスを聴かせる、25歳の若き才能。2010年秋には、彼女の魅力がぎっしりと詰った待望の1stアルバム『Me and My Piano』をプロダクション・デシネより他国に先駆けてリリース。

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