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PDCD-188 Mondo Gascaro – RAJAKELANA

Mondo Gascaro (モンド・ガスカロ) - RAJAKELANA (旅する風) [PDCD-188]

[ Item Information / 商品情報 ]

Mondo Gascaro (モンド・ガスカロ) – RAJAKELANA (旅する風) [PDCD-188]

Catalog No. / 型番:PDCD-188 / VSCD-9829   Release Date / 発売日:2017/2/22   Price / 価格:2200yen(+tax)   Buy / 購入する:▶︎ dessinee shop (デシネ・ショップへ)

01. Naked [ネイキッド] ♪ 試聴 / Listen
02. A Deacon’s Summer [ディーコンズ・サマー] ♪ 試聴 / Listen
03. Dan Bila… [そして、いつか…] ♪ 試聴 / Listen
04. Sanubari [良心] ♪ 試聴 / Listen
05. Rainy Days on the Sidewalk [雨の日の歩道] ♪ 試聴 / Listen
06. Sturm und Drang [疾風怒濤] ♪ 試聴 / Listen
07. Into the Clouds, Out of the Ocean [雲の中へ、海の外へ] ♪ 試聴 / Listen
08. Oblivion, Oblivion! [忘却] ♪ 試聴 / Listen
09. Butiran Angin [微風] ♪ 試聴 / Listen
10. Lamun Ombak [波の夢想] ♪ 試聴 / Listen
11. Nyender [ひとやすみ] ♪ 試聴 / Listen
12. Saturday Light [サタデー・ライト] – Bonus Song ♪ 試聴 / Listen
13. Komorebi [木洩れ陽] – Bonus Song ♪ 試聴 / Listen

遂に真打登場、その圧倒的なポップセンスの良さに驚かされます。

インドネシアのインディ・シーンの最重要人物の一人、モンド・ガスカロの待望のソロデビュー作『RAJAKELANA (旅する風)』は、全編極上メロウな名曲のオンパレード。60年代のソフトロック、シティポップ、AORやブラジル音楽のエッセンスを溢れんばかりのセンスで調理したまぎれない傑作の誕生です。

インドネシアの男性SSW/プロデューサー、モンド・ガスカロのソロデビュー作『RAJAKELANA (旅する風)』が掛け値なしの素晴らしさ。それぞれインドネシア人と日本人を両親を持つモンド・ガスカロは、その手掛けた多くの映画音楽や、自身のレーベル『Ivy League Music』(『プロダクション・デシネ』からリリースされている「Darryl Wezy (ダリル・ウェジー) – Maze of fears (メイズ・オブ・フィアーズ) [PDCD-110]」は、同レーベルからの作品)を中心とするプロデュース業(マレーシアの男性SSW、「Noh Salleh (ノ・サリ) – Angin Kencang (強い風) [PDCD-171]」も、モンドがプロデュース)で知られる音楽家であり、また自身のバンド”SORE”で残したアルバムが伝説的な傑作として本国では知られる、マルチな才能の持ち主。そんな彼が、実に3年近くの歳月を費やし、作り上げたソロデビュー作が本作『RAJAKELANA (旅する風)』です。

その優しく、程良く甘い歌声からは、子供の頃に両親が好んで聴いていたというナット・キング・コール、フランク・シナトラなどからの微かな影響が、また彼が描く普遍のメロディーラインからは、ビートルズ、アントニオ・カルロス・ジョビン、スティーリー・ダン、インドネシアの名作家、イスマイル・マルズキなどの往年の偉大なメロディメーカーたちの影響が伺えますが、そこに、エッセンスとして加えられる、ブラジル音楽、AORに日本のシティ・ポップスのフィーリングが交りあって生み出された、極上にメロウでメロディアス、程良くトロピカルなポップソングたちが詰まっているのが本作です。全曲素晴らしいのですが、中でもエレピの響きが美しいボサノヴァ「01. Naked [ネイキッド]」、まるで初期のトッド・ラングレンを思わせる、先行シングルとなった「02. A Deacon’s Summer [ディーコンズ・サマー]」、上質のソフトロック「05. Rainy Days on the Sidewalk [雨の日の歩道]」、ギターサウンドが格好良いグルーヴィーな「08. Oblivion, Oblivion! [忘却]」、三味線をft.した和の風情を感じさせる「09. Butiran Angin [微風]」、インドネシアの人気バンド、White Shoes & The Couples Company (ホワイト・シューズ・アンド・ザ・カップルズ・カンパニー)(2ndアルバム「White Shoes & The Couples Company (ホワイト・シューズ・アンド・ザ・カップルズ・カンパニー) – Album vakansi (アルバム・ヴァカンシー) [PDCD-065]」は『プロダクション・デシネ』よりリリース)の女性Vo. Aprilia ApsariをFt.したメロウ&トロピカル・ポップ「10. Lamun Ombak [波の夢想]」など、枚挙に暇が無い1枚です。中ほどに挟み込まれた美しいインスト曲の「06. Sturm und Drang [疾風怒濤]」や、「07. Into the Clouds, Out of the Ocean [雲の中へ、海の外へ]」なども、彼の才能を表すジャジーでアダルトな好曲で、アルバム・トータルで描かれた穏やかでドリーミーな世界観は、何度聴いても芳醇そのもの。

上述の通り、『プロダクション・デシネ』が注目してきた東南アジアのポップシーンの中でも、極めて重要で多大な影響力を持つ才人モンド・ガスカロの待望のデビュー作が本作です。しっかりとインドネシアの伝統的な音楽の影響も踏まえつつ聴かせる”美しき音楽の旅”=『旅する風 (RAJAKELANA)』。是非とも皆様ご自身の耳で、その素晴らしさをご体感ください。

● A式の紙ジャケット仕様でのリリース。
● ボーナス曲としてデビューシングル「Saturday light」と「Komorebi」を収録。
● 解説は、河津 継人氏 ( afterglow )が担当。

Mondo Gascaro (モンド・ガスカロ):
インドネシア、ジャカルタ在住のインドネシア人と日本人のハーフの男性SSW/プロデューサー。同国では伝説的な人気を誇るバンド”SORE”での中心人物としての活躍に加え、プロデューサーとしての活動や作編曲家としての楽曲提供、映画音楽を手掛けてるなどのマルチな才能の持ち主。60年代の上質のポップスやソフトロック、ブラジル音楽にAORや日本のシティポップ、さらにはインドネシアの上質のヴィンテージ・ポップスからの影響を、魔法がかった手腕と、甘く優しい歌声で聴かせる待望のソロデビュー作『RAJAKELANA (旅する風)』は、まさしく彼の芳醇な才能が詰まった名作。要注目のアーティストです。

[ Related Titles / 関連作品 ]

● 『Noh Salleh (ノ・サリ) – Angin Kencang c/w Gelung (強い風 / 螺旋) [PDSP-014]
○ 『Noh Salleh (ノ・サリ) – Angin Kencang (強い風) [PDCD-171]
○ 『Darryl Wezy (ダリル・ウェジー) – Maze of fears (メイズ・オブ・フィアーズ) [PDCD-110]
○ 『White Shoes & The Couples Company (ホワイト・シューズ・アンド・ザ・カップルズ・カンパニー) – Album vakansi (アルバム・ヴァカンシー) [PDCD-065]

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