"Looking For The Right One"


大晦日。
うちの近所の商店街も、今年最後の大にぎわいを見せていました。
本当に一年が終わるのですね。とんでもなく早かった。
まだ私の心は一年の半分位でとまっているのに。


そして、昨夜のパーティにご来場くださったみなさま、ありがとうございました!
こうして一年の最後を、たくさんの音楽と笑顔に囲まれて締めくくることができるのは、
この上ない幸せです。

恒例にはなっているけれど、けして当たり前の事ではないことも解っているから、なおさら。


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なんて素敵な一年の終わり。



今年プロダクション・デシネでは、再々発のクラヴォ・イ・カネラも含めると、
12タイトルものアルバムをリリースしたことになります。
念願だったRay Wonderの関連作品の復活や銀盤化、
あまりにもまぶしい才能を持ったGiorgio Tuma、
それから美しいジャズ作品の再発の数々と、ジャズコンピレーションの実現、
そして最後にお届けすることの出来たswissy...と、
何もかもをたった一人でこなしているレーベルとしては、
非常に盛りだくさんの内容でした。
(私はとても手伝っているとは言えない程度なので...)
来年はもう少し、私も広報的な事のサポートに力を注ぎたいと思っています。
少しでも多くの方に、そのリリースのことを知っていただけるように。


余談ですが、ほんの数日前、ローラ・アランが亡くなっていた事を知りました。
彼女のファーストアルバムは、私の生涯の宝物のような存在です。
あまりに驚きすぎて、目から涙が飛び出すように溢れてきました。
おいおい泣きながら、自然に頭の中で聴こえてきたのは、
Stephen Bishopの曲を彼女がカバーした"Looking For The Right One"という歌。
再発されたCDのボーナストラックとして収録されているものです。
以前、心にぽっかりと穴が空いてしまい、時間だけが慰めになることを知っていても、
どうやってその時間を過ごせばいいのか解らなかった時に、
数えきれないほど繰り返し繰り返し聴いた曲です。

...心がキューッと鳴くほど、実感しました。
人は亡くなっても、こうやって歌声は誰かの心に宿り続けるのだなあと。
いまも彼女の歌声が、ふっと頭の中で聴こえてきます。


こんな風に、誰かの心に消える事なく宿り続ける音楽を届けていきたい。
まるで、"Looking For The Right One"です。
(数でいうと、"1つ"ではないのですが。)
唯一無二だと思えて、まぎれもなく自分たちが心を動かされるものだけを探し、
伝えていきたいです。


今年一年、応援してくださったみなさま、pdの音楽を聴いてくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
来年も、どうぞ宜しくお願い致します。
みなさまにとって、素敵な一年のしめくくり、そして幕開けになりますように。
良いお年を!

pd イクコ

(明日もお伝えしたいことがありますので、元日早々ブログ書きます!)


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