旅の最終地点、ミラノでのおはなし。














ミラノでの残された時間は、わずか1日半。
家族へのお土産など、全然買えていなかったので、気持ちが焦る焦る...。
お昼過ぎに到着するやいなや、私たちはホテルを飛び出しました。
イタリアは、どんなお店でもたいがいお昼休みをとります。
それが長い、長い...。13時から15時半まで休憩、みたいな感じ。容赦なく鍵を閉めます。
そして休憩後によっこらしょと開店したあと、19時頃にはハイ終了。
そんなマイペースぶりがかなりうらやましくもあるけど、
時間のない私たちにはちょっとひやひやものでした。
さて、足を高速回転で動かしながら歩き続け、日も暮れたころ。
少し道に迷い、たまたま目についたスポーツショップをダンナさんが覗いているとき。
なにげなく私はお店から外へ出て、近くの広場らしきところをみつけ歩いていきました。
そこで突然目に入ったもの、それは...
なに...?なぬ...?...
...ギャー!!!!!!! Duomo!!!!!!!!!!

目にとびこんできた、といった方がよいでしょうか。
まさかそこにドゥオーモがあるなんて全く知らず...一人でてんぱりました。
そびえ立つその建物は、荘厳という言葉を彷彿とさせるすさまじい存在感でもって、
夜の闇の中にそびえたっていました。

一人で見ていることが耐えられない程の凄さに耐えかね、慌ててスポーツショップに戻り、
ダンナさんに「ドゥオモ!ドゥオモがすぐそこ!」と伝えました。
ダンナさんも「これは...」と驚いていました。そりゃそーです...。

これは明日もこないとね、明日早起きして中にも入らないとね...ということで、
翌朝、ふらふらの体を無理矢理起こして、再びドゥオーモへと向かいました。

朝まだ早いというのに、既に人がたくさんやってきています。
修学旅行の小学生らしき子供達が、集合写真をとっていたり。
日本人の旅行者の姿もここでは多く見受けられました。
近づくとこうなっています。
わけがわかりません。
人間って、人間って...。



なんとこの建物は、5世紀もの歳月をかけて、たくさんの人々の手によって
創り上げられたものなのだそうです...。ああ...何もかもがすさまじい。
もちろん中にも入ってみました。
色鮮やかなステンドグラスをはじめ、もうあらゆるところに美しい装飾が施され、
一体全体どれをどのように、どっから創っていったのか...。
中では静かに祈りを捧げているおばあちゃんの姿もみられました。
そして、ドゥオーモの屋上に登れるということでいってみました。
階段でもエレベーターでもいけたんですが...脚力も時間もない私たちはエレベーターで。
そしておりたつとそこは...別世界!





いちばん高いところにそびえたっているのは、金のマリア像。
ああ、高いよー!怖いよー!でも綺麗すぎだよー!なんだかもう訳がわかんない!!
そんな心もちでぐるりと屋上を一周してみました。
足が震えていたような、いや感動で心が震えていたような。


ところどころ修復中だったのが残念ですが...いずれにしても圧巻!
(こんな高いところで修復作業する人たちって一体...)
高さゆえの絶景さと、長い長い歴史を持つ素晴らしい建物だという事実に、
心がゆれまくりでした。いやー...イタリアはえぐいです!
と、ミラノの一番の思い出、それはDuomoに決定!なのでした。
ああ、イタリア、すごい国。世界遺産登録ナンバー1の国。
pd つちのこ